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防音室の実力


市販されている組立式防音ルームは、遮音性能【防音性能】が30~35dBが主流で、一般の方の中には・・全く音が外に漏れないと思っている方が多い様ですが、これは誤りです。

簡単に言えば・・ある楽器の音の大きさ(音圧)が防音室の中で100dBだったとした場合は、防音室の性能が30dBでしたら30%のdBがカット(低減)出来ると云う事です(透過損失)。つまり残りの70%のdB(話し声前後の音)は外に出てしまいます。

つまり完全に聞こえない訳でなく、音を低減すると言うことになります。

ただしその置いてある室内に聴こえますが、家の建物自体の壁や天井・ドア・窓等にもある程度の遮音性能がありますので、それらの住宅自身の遮音性能と、防音ルームの遮音性能を合わせる事によって、隣には迷惑のかからない程度になれば・・と言う事を基本に検討しましょう。

よくある誤解で、ヤマハ等の楽器店で防音ルームを体験した時より自分の家に設置した時に、あまり遮音されてないと言う方がいますが、楽器店の店内BGMなどや会話がうるさくて、防音室で試している音が店内の雑音に消されて小さく聴こえる感じで体験したからです。

家は雑音も無く静かなのでそれだけ大きく聴こえてしまうためです。ですから体験する時の環境は静けさが重要なポイントになります。又、設置する環境状況や周辺とのコミュニケーションも音楽生活を成功させる上で大切な要素を占めます。

それから組立式防音ルームの場合、40dB以上の遮音性能の防音室がなぜ少ないのかと疑問を持つ方もいると思いますが、一つに重さの問題があります。35dB以上に遮音性能を上げるには重い素材が必要ですので、40dB以上だと一般の家庭のお部屋に置ける重さでなくなります。

建築基準法で、住宅に置ける荷重は、㎡=180㎏と決められています。かろうじて35dBの防音ルームなら、

基準になるサイズもありますが、40dBの遮音性能ですと、満たさないタイプがほとんどです。

事務所での使用は、荷重 ㎡=300㎏ですので、防音室40dBでも置くことが可能です。

また、40dB以上の重い防音室ですと組立金具類等に負荷が多くかかり、耐久性が保てなくなります。

この様な事から総合的に考えて、組立式の場合は35dB程度の遮音性能までの製品が適当と思われます。

組立式防音ルームのメリットとしては、賃貸の方でも工事が要らず、家具の様に置くだけで、組立て分解も簡単に出来て、移設の多い方にもとっても便利です。35dB以上の製品ですと、施工工事と同じになってしまい、分解や移設も難しくなりますので、賃貸の方には設置が難しくなります。



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by phop | 2009-06-15 07:03 | 騒音対策

いつも心が綺麗で、優しい気持ちで、世界が平和であれたらと思うのですが、人間のやる事だから、なかなか難しいですね。会社代表をしています。
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